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[本]IT業界の冒険者たち  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]IT業界の冒険者たち

ずいぶん前に読んでもう手元に原本はないのですが、ネットで公開されているのを知って思い出しました。「第1回 よみがえったアップルの顔」から、今日時点で第21回まで公開されています。

少し読んだだけでもこの本の魅力が十分に読み取れるはずです。基本的に成功談なのですが、中には失敗談もあります。といっても、そんじょそこらの失敗談とはスケールが違います。現実離れしていても、これは現実です。身近に感じるのは難しいですが、言わばこれはドラマです。

おそらく狙ってのことだと思いますが、筆者の主観は極力廃されています。その結果、IT業界に特化した人物伝のような内容になっています。上記サイトによれば計117人ということで、これだけの数の人物を網羅すれば十分でしょう。共通するのは「読んでいて気持ちいい」ということ。こういう本は今でも珍しいんじゃないかと思います。

上記サイトはかなりの頻度で更新されていますので、半年程待てばすべてネットで見られるかもしれません。待てない人、じっくり読みたい人は買ってみましょう。モチベーションを上げるにはぴったりです。

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[本]ユースケースの適用:実践ガイド  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ユースケースの適用:実践ガイド

2000年に出版されたやや古い本ですが、古くても良いものは良い。ということで紹介します。

タイトル通り一冊のほとんどがユースケースの作成に費やされていています。実際にはユースケースの後にクラス図やシーケンス図に落としていくわけですが、その辺は最後に数ページしか触れていません。まさにユースケースに特化した本です。クラス図などの設計部分を中心にした本はたくさん見かけますが、ここまで丁寧にユースケースだけを解説した本は今でも少ないと思います。

インターネットを利用した注文処理システムを例に、現実的なプロジェクトにユースケースを適用していく手順が物語風に書かれています。物語になっているので考える過程を知ることも出来ます。これが結構重要です。出来上がったものを見せられて説明を受けるのも良いですが、本当はそこに至るまでの過程を知りたいもの。UMLのあらゆる図を網羅した多くの本では、たいていこの部分が抜け落ちています。

そもそもユースケースは要件定義フェーズで使うべきものですから、テクニカル一辺倒の内容ではありません。その点で一般的な技術書とはずいぶん毛色が違います。ユースケースを基礎から知りたい人にお勧めします。

[本]「頑張りすぎる人」が会社をダメにする ―部下を無責任にしてしまう上司の法則―  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]「頑張りすぎる人」が会社をダメにする ―部下を無責任にしてしまう上司の法則―

プロジェクトが失敗する原因は人にある。もちろんすべての失敗プロジェクトがそうではないでしょうが、組織で活動したことのある人なら誰しも思い当たるふしがあるでしょう。半数以上のプロジェクトが失敗すると言われるIT業界などではなおさらです。その原因と解決策とを、実例を踏まえて余すところなく教えてくれる稀有な本。そういう意味で、あえて「コンピュータ関連」のカテゴリに入れました。

この本では、プロジェクトに「責任量保存の法則」があるとします。その上で、責任を放棄する「無責任ウィルス」という概念を導入します。単独ですべての責任を引き受けてしまう上司、まったく責任を取らず部下にすべてを任せる上司。耳に痛い話満載です。

序章にジュリアーニ元ニューヨーク市長の話が出ています。9.11事件の対応や「割れ窓理論」の実践などで、一般には成功したリーダーとして知られているジュリアーニ氏を、この本は失敗例として最初に取り上げます。なぜジュリアーニ氏が失敗したのか、そして一般に成功したと見られる話ではなぜ成功したのか。

「失敗したくない人」ではなく、「失敗したことのある人」に読んでほしい本です。翻訳本ですが、非常に読みやすい。

[本]ソフトウェア機能性の計測 - ファンクションポイント技法の実践的入門  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ソフトウェア機能性の計測 - ファンクションポイント技法の実践的入門

見積り手法について知りたいと思って買った本。ソフトウエア開発の見積もりというのは難しいもので、たいした根拠もなく勘に頼る部分が多く、しかも結果的に見積り通りに行くことは少ないものです。ずいぶん昔、どこかのサイトで紹介されていたのでこの本にしました。

全体的な構成が良く、順を追って書かれていますし、例としていくつかの見積りの例を挙げてくれているので参考にしやすいと思います。特にGUIアプリケーションの具体的な見積り例は、意外と他では見つけられない貴重な参考資料です。

残念なのは読みにくいこと。おそらく翻訳のせいです。日本語としておかしいところもあります。理解できないので繰り返し読んでいると、読む度に違う意味に取れるような書き方がされている部分もあったりして結構とまどいます。概要をつかむには良いと思いますが、これを読んだだけでFP計算をマスターするのは厳しいかもしれません。

あくまでも、まったくFPを知らない人の取っ掛かりとしてお勧めします。残念ながらこれを書いている時点でamazonには中古しかないようですが、\3,000以下なら買って損はないでしょう。

要注意点。この本で採用されているFP計算は規格としてはやや古いものになります。必ずしも「古い=悪い/間違い」ではありませんが、時代に即した新しい手法を知りたい場合は別の資料も当たってください。

見積もり手法に関しては、この本をとっかかりとしてもう一冊紹介したい本があります。それはまたそのうちに。

[本]コンピュータネットワーク第4版  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]コンピュータネットワーク第4版

著者のタネンバウム教授と言えばMINIXの開発者の一人。Linuxの開発者リーヌス・トーヴァルズとの論争が有名でしょうか。

ネットワークの仕組みを幅広く網羅した「ネットワークの入門書」として紹介されることの多い本で、物理層からアプリケーション層までの基本的なプロトコルが抑えられています。しか入門書としてはあまりに膨大、800ページを超える超大物です。頭から順に読み進めていったりすると、読み終わるころに次の版が出ているかもしれません。知りたい部分だけ読むとか、逆に全然知らない部分だけ読むとか、参考書的な使い方が良いと思います。

ページ数だけでなく値段も大物です。しかし本来なら一冊の本になってもおかしくないテーマを多数扱っていることから、それぞれ要点を抑えた簡潔な解説になっています。例えば多重アクセスプロトコルであるCDMAの仕組みを、5ページほどで具体例を示しながら解説してくれるような本は他に無いでしょう。そういう意味では複数の入門書をまとめた一冊であり、お買い得かもしれません。

はっきり言って個人が趣味で買うような本ではないと思います。私は本への投資を惜しまないことにしているので個人的に持っていますが、ちょっとした本なら数冊買えてしまう値段にはさすがに躊躇しました。自分への投資と考えて思い切るか、会社や学校と交渉しましょう。

[本]ソフトウェアアーキテクチャ -ソフトウェア開発のためのパターン体系-  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ソフトウェアアーキテクチャ -ソフトウェア開発のためのパターン体系-

アーキテクチャパターン、デザインパターンの本。Model-View-ControlerやPresentation-Abstraction-Controlなどのアーキテクチャパターンから、Master-SlaveやCommand Processorなどのガジェット的デザインパターンまで、分かり易く解説されています。文字が多くてぱっと見で抵抗があるのと翻訳がやや読みづらいのとが難点ですが、例題が豊富ですので最初に学ぶには良いと思います。

クラス図やシーケンス図などの予備知識を必要とします。注意しなければいけないのは、もともと原書が1990年代半ばに書かれていることもあってか、UMLとは一致しないということ。またソースがC++で書かれているのでそちらの知識も必要と思いますが、複雑ではありませんので、ポインタを理解できれば問題ないでしょう。

ちなみに私が持っているのはトッパンから1999年に発行されたものです。現在amazonで売られているのは近代科学社から2000年に発行されたもののようです。表紙の絵もページ数も同じですし、「なか見!検索」で目次をざっとみた感じ同じ内容のようですが、上の説明とは微妙に異なるかもしれません。翻訳の読みづらさが解消されていると良いですね。

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