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[本]断絶への航海  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]断絶への航海

ジェイムズ・P・ホーガンの長編SF。

人間の遺伝子情報だけを持つむ人宇宙船。理想の殖民惑星を見つけて人間を作り出し、理想郷を作ろうとする計画です。第二の地球を求めて旅立ったその宇宙船から、開発に着手したという通信が届きます。それを受けて、主人公たちの乗る有人宇宙船が出発します。その第二の宇宙船の出発直前から物語は始まります。物語は大きく二つに分かれており、殖民惑星に到達するまでの宇宙船内の物語と、殖民惑星に到達してからの物語で構成されています。

一見するとファーストコンタクトのような話ですが、相手は人間です。同じ人間であるにもかかわらず、社会的にはまったく異なる体制を持つ。この設定が物語を非常に面白くしています。毎度のことながら、ホーガンの小説は設定だけで読みたくなります。

ホーガンの他の作品に比べると登場人物の性格描写がやや不明瞭で、名前を見ても「誰だっけ?」「どっち側の人だっけ?」ということが結構ありました。その辺を意識すると読みやすくなると思います。

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.com 値上げ  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - .com 値上げ

VeriSign ups cost of .com, .net domains second year in a row

.com 1ドメインあたり6.42ドルが6.86ドルになる模様。.netは3.85ドルから4.23ドル。個人的にはもともと安すぎると思っていたので、値上げも妥当な印象です。

それより.netが安いことにびっくり。

[本]素粒子のモンスター  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]素粒子のモンスター

「アシモフの科学エッセイ」シリーズの第11作です。

「これほどまでに有名なのに、難解さゆえに理解している人は少ないアインシュタインの相対性理論。これを『わかりやすく説明』することは可能だろうか?宇宙誕生から現在までの時間を一年に凝縮したら、地球に生命が誕生したのは何月頃にあたるのだろう?……『おせっかいな物知り屋』を自称するアシモフが好奇心のおもむくまま科学を語る。読んで楽しく、わからなかったこともわかってくる科学エッセイ・シリーズ第11弾

物理学・天文学・化学・生物学・工学・年代学と、このシリーズにはめずらしく話題がまんべんなくちらばっています。年代学というのはあまり馴染みがありませんが、ある期間を一年の年表にしたとき、生物の誕生や人類の誕生、文明の発達などが何月何日辺りに位置するのかを調べたものです。よくある手法といえばそうですが、アシモフらしい展開はそこからさらに先に進みます。文字の発明から現在までや、最初の都市の建設から現在までなど、自由に尺度を取り、最後にはビッグバンから現在までに広がります。

何度読んでも面白いシリーズです。

[本]そして誰もいなくなった  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]そして誰もいなくなった

アガサ・クリスティーの長編です。

孤島で孤立した人々が死んでいき、最後はタイトルの通りの結果。登場人物が死んでいくことは簡単に予想できます。謎だけが最後まで残ります。ネタバレするのが本当にラストなので、最後まで物語に入り込めます。そしてラストを読んで納得。叙述トリックがメインではないところがいい。後書きにて作家の赤川次郎が、一番好きな作家・好きな作品として本書を上げているのも頷けます。

登場人物は10人ほどですが、そのほとんどが序盤の20ページほどの間に集中して登場し、それぞれ2ページほどの比較的あっさりした記述になっていますので、やや覚えにくいかなと思います。そのまま読み進めても徐々に頭に入ってくる展開になっていますが、そこでちょっと時間をかけて読み返し、名前と特徴とを一致させておくと良いでしょう。

内容とは関係ないところですが、大きめの文字で余裕を持った読みやすい版組みが良かったです。本を読むに当たっては物理的な読みやすさも重要ですよね。

アーサー・C・クラーク、死去  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - アーサー・C・クラーク、死去

えぇぇぇぇ…。スラッシュドット・ジャパンのたれこみで知ったのですが……、うーん、ついに、そうかぁ。しかしまぁ90歳です、大往生です。

三大SF作家、アイザック・アシモフ、ロバート・A・ハインライン、そしてアーサー・C・クラーク。とうとう三人とも亡くなってしまいました。三人の中でもSF作家としては一番好きでしたね。

「宇宙のランデヴー」シリーズや「楽園の泉」や「渇きの海」など、いまだに映像として記憶に残っています。もっとも衝撃を受けたSF作家かも。

[本]「頑張りすぎる人」が会社をダメにする ―部下を無責任にしてしまう上司の法則―  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]「頑張りすぎる人」が会社をダメにする ―部下を無責任にしてしまう上司の法則―

プロジェクトが失敗する原因は人にある。もちろんすべての失敗プロジェクトがそうではないでしょうが、組織で活動したことのある人なら誰しも思い当たるふしがあるでしょう。半数以上のプロジェクトが失敗すると言われるIT業界などではなおさらです。その原因と解決策とを、実例を踏まえて余すところなく教えてくれる稀有な本。そういう意味で、あえて「コンピュータ関連」のカテゴリに入れました。

この本では、プロジェクトに「責任量保存の法則」があるとします。その上で、責任を放棄する「無責任ウィルス」という概念を導入します。単独ですべての責任を引き受けてしまう上司、まったく責任を取らず部下にすべてを任せる上司。耳に痛い話満載です。

序章にジュリアーニ元ニューヨーク市長の話が出ています。9.11事件の対応や「割れ窓理論」の実践などで、一般には成功したリーダーとして知られているジュリアーニ氏を、この本は失敗例として最初に取り上げます。なぜジュリアーニ氏が失敗したのか、そして一般に成功したと見られる話ではなぜ成功したのか。

「失敗したくない人」ではなく、「失敗したことのある人」に読んでほしい本です。翻訳本ですが、非常に読みやすい。

[本]プラネタリウムを作りました ―7畳間で生まれた410万の星  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]プラネタリウムを作りました ―7畳間で生まれた410万の星

このところプラネタリウムの人気が再燃しているらしいく、テレビでプラネタリウム特集をやっていました。その番組の中で同著者と、同著者の作成したプラネタリウム「メガスター」を見かけました。で、久しぶりに書庫から漁って再読してみました。最初に読んだのは多分4年くらい前です。

世界中で賞賛されたプラネタリウム装置をほとんど一人の手で作り上げた著者の子供時代からの生い立ち。「好きこそ物の上手なれ」の最たるものでしょう。無理をしている空気はまったくなく、好奇心のみ。心底面白いんだろうなという感覚が伝わってきます。小説のような成功譚ですが、表には出ていない(出していない)苦労も相当なものだったはず。それをあえて書いていない、あるいは数行で書き流しているあたりに、職人らしさを感じます。えらそうなことを言える立場でないのは重々承知の上で言わしてもらうと、この著者から後継者は出そうにないですね。それほどの存在感。

若干残念なのは、伝記的な内容になっていて技術的な詳細がかなり省略されていることですかね。

著者のサイトはこちら→メガスターホームページ

[本]ソフトウェア機能性の計測 - ファンクションポイント技法の実践的入門  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ソフトウェア機能性の計測 - ファンクションポイント技法の実践的入門

見積り手法について知りたいと思って買った本。ソフトウエア開発の見積もりというのは難しいもので、たいした根拠もなく勘に頼る部分が多く、しかも結果的に見積り通りに行くことは少ないものです。ずいぶん昔、どこかのサイトで紹介されていたのでこの本にしました。

全体的な構成が良く、順を追って書かれていますし、例としていくつかの見積りの例を挙げてくれているので参考にしやすいと思います。特にGUIアプリケーションの具体的な見積り例は、意外と他では見つけられない貴重な参考資料です。

残念なのは読みにくいこと。おそらく翻訳のせいです。日本語としておかしいところもあります。理解できないので繰り返し読んでいると、読む度に違う意味に取れるような書き方がされている部分もあったりして結構とまどいます。概要をつかむには良いと思いますが、これを読んだだけでFP計算をマスターするのは厳しいかもしれません。

あくまでも、まったくFPを知らない人の取っ掛かりとしてお勧めします。残念ながらこれを書いている時点でamazonには中古しかないようですが、\3,000以下なら買って損はないでしょう。

要注意点。この本で採用されているFP計算は規格としてはやや古いものになります。必ずしも「古い=悪い/間違い」ではありませんが、時代に即した新しい手法を知りたい場合は別の資料も当たってください。

見積もり手法に関しては、この本をとっかかりとしてもう一冊紹介したい本があります。それはまたそのうちに。

手軽にパターンを学ぶ  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 手軽にパターンを学ぶ

数ヶ月前のエントリで「ソフトウェアアーキテクチャ -ソフトウェア開発のためのパターン体系- 」を紹介しました。

で、マイクロソフトのこのページ。「Microsoft .NET を使用したエンタープライズ ソリューション パターン」

「モデル ビュー コントローラ」「オブザーバ」「ブローカー」「シングルトン」など、いくつかパターンが紹介されています。タイトル通り、.NETでの実装の具体例も載っています。

そして.NETの開発環境は、Visual Studio 2008 Express Edition なら無料で入手できます。

お手軽に資料と環境を揃えられるのですから、利用しない手はありません。

[本]恐るべき旅路 - 火星探査機「のぞみ」がたどった12年 -  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]恐るべき旅路 - 火星探査機「のぞみ」がたどった12年 -

火星探査機「のぞみ」に付いて、宇宙分野で定評のある松浦晋也が書いたドキュメンタリーです。1,400円でこんなにボリュームがあって良いんですか?と聞きたくなるほど濃い内容。技術的に詳しく、人に密着した取材もあり、歴史を振り返ることもできる。非常に充実した内容です。

ご存知の通り、「のぞみ」は本来のミッションに失敗します。しかしこの本を読んでいると、結果が分かっていても応援したくなります。少ない予算のなか、燃料を持たせるための曲がりくねった軌道を考え出し、ビーコン信号による1ビット通信を使うなど、費用の掛からない「頭脳」でなんとか目的を達成しようとする努力は感動的であり、悲壮でもあります。

Jaxa の「火星探査機『のぞみ』Q&A」も併せて読みましょう。その中の一節「どんなに順調に素晴らしい業績をあげた衛星や惑星探査機でも、その主要なスタッフに訊ねてみると、とてつもなくピンチな状況をいかに英雄的に乗り越えてきたか、わくわくするようなエピソードを語ってくれるに違いありません。」

「のぞみ」は本来のミッションに失敗しましたが、その背後には鳥肌が立つような懸命の物語があったのです。最近、宇宙開発関連の予算は削減される一方ですが、それを決めている人たちはこういう現場を知っているんでしょうか。

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