スポンサーサイト  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[本]ユービック  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ユービック

ユービック (ハヤカワ文庫 SF 314)

フィリップ・K・ディックの長編SF。彼独特のアクション系SFです。

物語の軸はエスパー対反エスパーで、主役は反エスパー側です。読心能力者に対する反発「あなたはほんとうに一人ですか?」。予知能力者に対する反発「あなたの行動は、見知らぬ誰かに予言されていませんか?」。エスパーから人を保護する良識機関、ランシター合作社のトップであるグレン・ランシターは、エスパーの能力を無効化する能力を持つ不活性者11人を引き連れて、予知能力者を探して月に向かう。しかしその反予知能力者の集団は、予知能力者の仕掛けた爆弾で半数が失われる。それとほぼ同時に地球で謎の時間退行がおこる。

肉体は昏睡状態にありながら意識だけは生きている「半生状態」。これがこの話の大きなポイントになっています。半生状態の人間同士は互いに連結可能、意識内の同じ空間を共有する。半生状態でも特殊な装置で覚醒することで通常の人間と意思の疎通を取ることは可能だが、肉体は動かせない。半生状態は死の瞬間を引き伸ばしているだけで、覚醒状態を繰り返すと少しずつ本当の死に近づいていく。

生きているとはどういうことで、真実とはなにか。こういう現実崩壊はフィリップ・K・ディックの得意分野ですね。失礼ながら、フィリップ・K・ディックにしてはラストが深遠です。

しかし舞台が1992年です。原作が1969年ですから仕方がないとは言え、これは結構ショック。読んでいて妙な気分になります。

スポンサーサイト

ありがちな話 - お馬鹿ベンダーはどこ?  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ありがちな話 - お馬鹿ベンダーはどこ?

たった数行の JavaScript により大口のサーバ契約を逃したベンダー」(スラッシュドット・ジャパン)。

簡単に言うと、Opera Software社が自社のサーバーを増強することになってハードウェアベンダー各社から提案を受けたが、あるハードウェアベンダーの用意したテスト用サーバーでテストしようとしたらOperaブラウザをエラー扱いにするJavaScriptコードが入っていて、CTO含めて怒らせて契約を逃した、と言うお話です。

ソースが本家slashdotの記事のみということで第一印象は眉唾でしたが、本家の記事にはちゃんと情報源がのっています。

元はMost expensive javascript ever?というブログエントリです。コメント欄も盛り上がってますね。著者のプロフィールを見るとOpera社でテストエンジニアとして働いている人のようで、ガセではなさそうです。

結局どこのベンダーなのかですが、上記ブログエントリのコメントを見るとHPやDellやIBMやらが上がっています。まぁ大手となると限られますよね。コメントで指摘されているここを見ると実物はHPのようなので、とりあえずHPではなさそうです。

コメント欄を追う限り個人的にはIBMという説が有力な印象ですが、真相は如何に。

[本]大空のサムライ -かえらざる零戦隊-  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]大空のサムライ -かえらざる零戦隊-

大空のサムライ―かえらざる零戦隊 (光人社NF文庫)

161センチ、48キロの体格で海軍少年航空兵の試験にぎりぎりで合格し、200戦以上の空戦を経験、右目の視力をほとんど失って内地に帰ってからも戦闘機乗りにこだわり続け、なお撃墜記録を伸ばす。第二次世界大戦で64機を撃墜した零戦のエース、坂井三郎の空戦記録。大戦そのものの状況にはほとんど言及されず、あくまで著者の目で見た第二次世界大戦の一幕です。

基本的に自伝ですが、興味深い知識も得られました。機銃には20ミリ弾と7.7ミリ弾がある。20ミリ弾は重力に引かれて落ちて行きやすいので遠距離での命中率が低い。機銃からは「徹甲弾」「焼夷弾」「普通弾」「曳光弾」の4種類が交互に発射される。戦闘機によるのかもしれませんが、少なくとも零戦はそうだったようです。

戦闘機乗りにとって重要な視力と反射神経を鍛えるために普段の生活でも常にそれを意識するなど、大変な努力をされています。生まれもっての才能もあったと思います。しかし運が良かったことも確かです。この本に書かれているだけでも、何度も紙一重の状況に遭遇しています。トーナメントでは何千人が参加しようと必ず1人は全勝するという感じ。

著者もそれを自覚しています。誰もやりたがらない殉職者の葬儀係を著者は進んで買って出ていたそうです。そして、

人のいやがる葬儀係を買って出たりしていた私の気持が、戦死者たちの霊に通じて、彼らが、あるいは最後まで私をまもっていてくれたのかもしれない、といまではそう思うようになった。いや、そう思わざるを得ないほど、死神は不思議にも私を避けて通り過ぎたのだ。

また死地を切り抜けて生き残った著者だからこそ、重みを感じる言葉もあります。

昔から、武術やスポーツにおいて、危機一髪とか、太刀先三寸にして身をかわすとか、いわゆる美技(ファインプレー)を名人芸のように考える人が多いが、きわどい技で敵をたおす場合には、きわどいということ自体が、すでにして自分もきわどい危険にみをさらしていることであって、ちょっとのミスが命とりになるものなのである。

生き残った著者がこの本を世に出したことに意味があるんじゃないかと思います。現代の私たちは、彼らの上に立って生きているんだなぁと思えます。

ボーランド、終了  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ボーランド、終了

ちょっと遅ればせですが、「ボーランドをマイクロフォーカスが買収へ--買収価格は1株1ドル」

Delphi や JBuilder などの開発ツール部門は数年前に既に売却済みで、普通の開発者からは遠い会社になっていました。その後もぱっとした話を聞くことはなく、社名を目にする機会も少なくなっていましたけど、とうとうこの日が来ましたか。

インターネットが当たり前の存在になる前、RAD環境として圧倒的なシェアを持っていたマイクロソフトの Visual Basic。それに対抗する候補として Delphi は常に筆頭に挙がり、特に利用者の満足度では Visual Basic を圧倒していました。機能的にはほとんどの面でDelphiの圧勝でしたが、シェアは逆転するどころか追いつく気配もなく、常にマイナーな存在でした。

Java の黎明期、JBuilder は開発者がもっとも習得したい、使いやすいと評価した統合環境でした。実際に Java の統合開発環境のシェアはダントツでトップでした。しかし Eclipse による Java 開発環境が整備されるとともにすっかり日陰の存在になります。その後 JBuilder 自身が Eclipse ベースに変化したのはひとつの転換点でした。

両方とも売られた先でまだ生きてますけどね。ぱっとしません。マイクロソフトとオープンソースに負けた感じ。

[本]ジョナサンと宇宙クジラ  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ジョナサンと宇宙クジラ

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)

ハッとするようなものでもなく、ワクワクするようなものでもなく、不思議な読後感の連続。ロバート・F・ヤングのSF短編集です。長短まちまちの10篇が収録されています。

背表紙の紹介にもありますが、「心温まるSF」というのはこの本をよく言い表しています。星系を体内に持つほど巨大な未知の生物と人間との不思議な交流を描く「ジョナサンと宇宙クジラ」。光速で移動する犬のドッゴーンと、失意の舞台俳優との微笑ましい関係と哀しい結末を描く「リトル・ドッグ・ゴーン」。特に後者は切ない。

「九月は三十日あった」など、オチの分かりにくい話がありますが、巻末の解説がフォローしてくれています。多分原文で読むと印象が違うんでしょうね。

SFといってもアーサー・C・クラークやジェイムズ・P・ホーガンのようなハードSF好きには向かないかもしれません。しかし私もハードSF好きですが、この本は面白かった。

RFC 791 翻訳公開  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - RFC 791 翻訳公開

RFC 791 日本語訳を公開しました。IPです。

インターネットを支える縁の下の力持ち。インターネットプロトコル。いま「IP」っていうとIPメッセンジャーだったりしますかね。

正確な意味を知りたい場合は必ず原文を当たってください、というのはお約束ですが、さすがに30年近く前のRFCともなるとこれだけでは不十分です。まとまった資料を探しましょう。

ELECOM 冷え冷えクールブリザード ノートパソコン冷却台 SX-CL03MSV  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - ELECOM 冷え冷えクールブリザード ノートパソコン冷却台 SX-CL03MSV

ELECOM 冷え冷えクールブリザード ノートパソコン冷却台 SX-CL03MSV
ELECOM
冷え冷えクールブリザード
ノートパソコン冷却台 SX-CL03MSV

今使っているPCはSONYのVAIOです。ノートパソコンとはいえA4サイズより大きく携帯にはまったく向きませんが、もともとデスクトップの代わりとして購入したもので、とりあえず不満はありません。そんな私の愛機なのですが、半年ほど前からCPUファンの回転音が気になりだしました。

CPUがフル稼働するとCPUファンもフルパワー状態になって、それでも底面はアツアツ、表面上部もホカホカでした。今のところ熱暴走のような事態には至っていませんが、これから暑くなる季節、このままではやばいかもと思って探してみると、ちゃんとそういうカテゴリーがあるんですね。気になる人が多いんでしょう。その名も「冷え冷えクールブリザード」、なんちゅうネーミングだ。

さてその効果ですが、絶大です。CPUファンがフルパワーで作動することはほとんど無くなりました。というかフルパワー状態にならなくなったように思います。今までだとCPU負荷100%が数分続くと必ず心配になるようなファン音がしていたのですが、それが無くなりました。

現時点で2,100円と値段も手ごろですし、気なる人は試してみましょう。

日本が(アメリカ中心の)世界に誇るアニメ  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - 日本が(アメリカ中心の)世界に誇るアニメ

「国営マンガ喫茶」と呼ばれる例のアレについて考えた……という訳ではないのですが。

最近The Internet Movie Databaseというサイトを知りました。米Amazonの提供する映画・テレビ・ゲームの情報サイトです。その中のBest/Worst "Animation" Title(要はアニメ部門)から、ランキングのトップ50に入っている日本産アニメを見てみます。

千と千尋の神隠し (通常版) [DVD] 第3位です。
日本産アニメの最上位に入っているのは「千と千尋の神隠し」。やっぱり来ましたスタジオジブリという感じ。
はだしのゲン [DVD] 第5位です。
なんと「はだしのゲン」。意外です。
もののけ姫 [DVD] 第6位「もののけ姫」
ジブリ強し。
火垂るの墓 完全保存版 [DVD] 第11位。「火垂るの墓」
思い出すだけで泣けてくる。個人的にパッケージの絵は去年出た完全版ではなくて以前の方が好き。
節子役の名演技が評判だった実写版「終戦六十年スペシャルドラマ 火垂るの墓 [DVD]」も良かった。
となりのトトロ [DVD] 第17位「となりのトトロ」
このころのジブリが一番好きだったかな。
秒速5センチメートル 通常版 [DVD] 第18位「秒速5センチメートル」
これは見てません。なんだろう、タイトルからなにも想像できないなぁ。近いうちに見てみます。
風の谷のナウシカ [DVD] 第19位「風の谷のナウシカ」
国内でも根強い人気がありますね。割と好きです。
天空の城ラピュタ [DVD] 第20位「天空の城ラピュタ」
これもまだまだ国内で人気がありますね。面白かった。
ハウルの動く城 [DVD] 第21位「ハウルの動く城」
これは見てません。有名タレントが声優を担当するアニメは苦手です。機会があればそのうちに。
時をかける少女 通常版 [DVD] 第25位「時をかける少女」
これは面白かった。よく出来てました。
耳をすませば [DVD] 第26位「耳をすませば」
見たような気がしますが、忘れた。
崖の上のポニョ [DVD] 第28位「崖の上のポニョ」
見てないけど歌は知っている。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society [DVD] 第33位「甲殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」
まったく知りません。近いうちに見てみよう。
獣兵衛忍風帖 [DVD] 第34位「獣兵衛忍風帖」
これも知らないなぁ。近いうちに見るリストに追加。
千年女優 [DVD] 第35位「千年女優」
面白かった。というかこのエントリを書いたきっかけは、このランキングにこれが入っているのを知ったから。かなり日本的な設定のこのアニメが海外で評価されているのがちょっと意外だったので。
魔女の宅急便 [DVD] 第39位「魔女の宅急便」
面白かった。懐かしいなぁ。
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 [DVD] 第42位「GHOST IN THE SHELL 甲殻機動隊」
第33位と同じシリーズのようです。これも近いうちに見てみよう。
AKIRA DTS sound edition [DVD] 第43位「AKIRA」
超有名。でも見てません。なんとなく機会がなかったけどこれは見ておくべきかな。
劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に [DVD] 第44位「劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に」
新世紀エヴァンゲリオン。見ましたが、もうひとつはまれませんでした。劇場版よりテレビ版を先に見るべきか。
紅の豚 [DVD] 第48位「紅の豚」
テレビで見たかな。まずまず面白かったような気がします。

以上、上位50作品のうち20作品、ぴったり4割が日本産です。疲れた。

このランキングはあくまで映像化された「アニメ」であって、紙媒体の「漫画」は入っていません。そもそもこのランキングに入っているアニメは漫画原作じゃないものが多いですよね。知っている範囲では「はだしのゲン」だけです。それにアメリカ中心のランキングのためか、アジアやヨーロッパで人気があると聞く「ドラえもん」や「ONE PIECE」や「DRAGON BAL」などが入っていません。ピカチュウの「ポケットモンスター」も入ってませんね。

しかしそれを抜きにしても、日本のアニメは誇って良さそうな感じです。紙の「漫画」を含めるとさらに日本産が充実するのはほぼ確実でしょう。

ちなみに同じページにあるワーストランクには第6位に「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ劇場版「光のピラミッド」」が入っています。これはこれで見てみたいかも。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。