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[本]次元がいっぱい  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]次元がいっぱい

「アシモフの科学エッセイ」シリーズの第8作です。

「科学の進歩が何から生まれるかは予測できない。実験が失敗したおかげで、アメリカ初のノーベル物理学賞を獲得したA・マイケルスン。その輝かしい"失敗"とは何だったのか?---科学の世界では試行錯誤も、まちがいとわかった理論も無駄ではない。最先端の成果ばかりを追いかけるのではなく、もう一つ別の次元からその流れを眺めれば、そこにはいたる所にドラマがあるのだ……アシモフの好評科学エッセイ・シリーズ第8弾」

お気に入りは、メンデルの悲劇を語る「失われた一世代」。メンデルといえば遺伝の法則ですが、彼自身は1866年に発表した自分の理論が脚光を浴びる姿を見ることなく亡くなりました。それから30年以上たった1900年、3人の科学者がそれぞれ独立に遺伝の法則を再発見しました。論文を発表する前に過去の研究を捜し、数十年も前に名も無い修道僧がまったく同じ発見をしていることに気づいたとき、彼らはどう思ったのでしょう。3人は潔くも、メンデルの発見を再確認したものとして自分たちの研究を発表したのです。3人の潔さに爽快感を感じることもさることながら、この話で考えさせられるのは、今まさにメンデルのときと同じことが起こっているのではないかということ。

今作もアシモフの博識が存分に披露されています。興味深い話が盛りだくさん。

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