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[本]ホタル帰る  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ホタル帰る

第二次世界大戦中、鹿児島の知覧から飛んだ特攻隊員と、その特攻基地の近くで軍の指定食堂「富屋(とみや)食堂」を開いていた鳥浜トメとの生活を、トメの娘である赤羽礼子が綴った物語。著者の体験に基づいた実話です。珍しく泣きました。

戦時中の手記を残した本というと「きけ わだつみのこえ」が有名です。私も過去に読んで今も手元にありますが、その内容に不満もありました。当時の日本では手紙は検閲されていたため、見られることを知っていた人が書いた内容が本音なのかどうかが微妙だとう点。またほとんど当時の仮名使いで書かれているため、なかなかに読みづらいという点などです。

この本は回想と会話とを中心に起こされているのでとても読みやすくなっています。また会話から起こされていることによって、二十歳前後にして死を目前にした人からにじみ出る怒りや悲しみがストレートに分かりやすく伝わってきます。これこそ当時の本音ではないでしょうか。読み進めるのが辛い内容ですが、一話一話大事に読んでほしいと思える本です。

そろそろ文庫版が出てもよい頃だと思うのですが、まだみたいですね。しかしかなり売れた本ですので、古本で安く入手できると思います。ぜひ読んでほしい。

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