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[本]タウ・ゼロ  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]タウ・ゼロ

ポール・アンダースンの長編ハードSF。すばらしい。同著者の作品だと「アーヴァタール」を読んだことがありますが、こちらの方が断然お勧め。1970年に書かれたとは思えません。

科学のエリート50人を乗せて第二の地球を探しに他の恒星系に出発した宇宙船が、旅の途中で小惑星にぶつかり減速システムを破壊され、加速し続けることを余儀なくされる。なんとか士気を保ち解決策を見出そうとする主人公。閉鎖空間に少人数が同居することから来る人間関係の生々しさを描きながらも、恒星間ラムジェットや相対論的時間のズレなど、SF好きにはおなじみの要素も適度に盛り込まれています。重力問題を解決するために反重力のようなものを使わず、宇宙船が常に加速を続けることで擬似重力を発生させているあたりが憎い。ハッピーエンドでもありバッドエンドでもある結末はなんとも言えません。

読み終えて思うのは、この小説が展開される範囲の狭さ。最初と最後を除いて、すべて宇宙船の中での話しです。にもかかわらず全体から受ける印象は時間的にも空間的にもとてつもなく広い。

最後に恒星間ラムジェットや宇宙理論などの科学解説が付いています。それが40ページあるため、本編を読んでいてもうすぐラストかなぁと思ったところでぷっつり終了する感じです。それがまた良かったのかもしれません。

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