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[本]順列都市(上・下)  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]順列都市(上・下)

グレッグ・イーガンの長編SFです。読後感の悪い、でも非常に面白い本格SFです。

コンピュータの中の生命とは何か。それが現実の生命と交換可能になったとき、どのような現象が起こりうるのか。空想の産物を扱うだけでなく、そのときの人間の反応に主題を置いた、SFらしい視点の話です。

コンピュータの中の人工生命というのは、現時点でもある程度は実現されていると思います。昨日一時停止したゲームを明日再開すれば、昨日の続きから始まります。中のキャラクタに人格があるとすれば、今日という一日は存在しないことになります。もしかしたら自分のいるこの世界がまさにそうで、自分の思っている昨日が実は昨日ではないかも……。ナンセンスなのは重々承知していますが、自分がゲームの主人公(あるいは単なるザコキャラ)ではないと証明するすべもありません。そういえば最近そういう趣旨のトンデモ論文を発表した物理学者がいましたよね。この本を読むと、そんな不思議な空想が膨らみます。

舞台もなにもまったく違いますが、アーサー・C・クラークの「宇宙のランデブー」に近い印象です。クラークの長編を好きな人ならはまると思います。

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