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[本]国防  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]国防

著者は防衛大臣・石破茂です。2002年9月から2004年9月まで防衛庁長官を務め、2007年9月から再び防衛大臣に就任しています。この本は防衛庁長官を辞めた直後の2004年末に書かれたものです。

読みやすいので早く読み終えた割りに、内容は盛りだくさんでした。著者の来歴や朝4時40分起床という防衛庁長官(防衛大臣)の日常といった内容から、報道の間違いを明快に論駁したり、防衛と政治の関係を説いたりと、無駄のないお得な内容です。文体に若干くせがありますが、それがテレビなどでよく聞く著者の口調とうまく一致しており、読みやすさに繋がっているように思います。

話の持って行き方がうまいですね。第一章の冒頭はクイズから始まります。「北朝鮮が日本に向けてミサイルの発射準備をしたことがわかったとしましょう。その発射場所も判明したとします。さて、そのとき自衛隊のF-15戦闘機が、相手の基地を攻撃するまでにどれくらい時間が掛かるでしょうか?」 多少ながらミリタリー好きな私は、F-15の最高速度がマッハ2くらいだから時速2500キロくらいで、北朝鮮まで700キロくらいか?……と本気で考えてしまいましたが、答えは予想外なものでした。

著者が防衛庁長官を務めていた2003年、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射した事件がありました。当時の報道はかなり危機感をあおる内容でした。すっかり煽られた私もテレビニュースを追いかけたり、普段見ない新聞を読んだりと、恐怖感を持った記憶があります。しかし意外なことに、そのときの防衛庁は「大したことはない」と判断していたそうです。その辺りの理屈も分かりやすく書かれています。

いわゆる「専門書」ではありません。「入門書」といって良いでしょう。国防ってなに?という単純な疑問を持つ人なら、得られるものがあるはずです。

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