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[本]きまぐれ遊歩道  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]きまぐれ遊歩道

星新一のエッセイです。背板のない本棚の後ろに落ちていました。懐かしいなぁと思って読み始めたら、そのまま止まらず最後まで。

同著者はショートショートの分野を確立したことで知られていますが、世の中を斜めから見たエッセイもまた面白い。皮肉が効いています。こういう発想の人だから1000篇以上の作品を残せたんだなぁと思えます。一部引用してみるとこんな感じ。

そもそも、人生における金銭の格付けは、どのへんなのか。学校では、そういったことを教えているのだろうか。教えにくいだろうな。

金銭で幸福を買えるとは限らない。しかし、不幸はかなり防げる。当たり前だな。公理とは、そんなものだろう。

いまの若い人たちは、男性を含めて、おしゃれに金をかけているらしい。それが幸福であり、そのために金銭があるわけか。私には、ちょっと理解しにくいことだが。

企業たるもの、性能のいいものを作ればいいというわけではないと思う。お客さまを神様と思うのは芸能人だが、企業はお客は初心者と思うべきだ。

落語の与太郎のようなのを、少しやとったらどうだろう。マニュアルの文章を読ませ、装置が扱えるかどうかをためすのに使う。

医療器メーカーのPR誌の人がインタビューに来たので、その話をしたら、同感だとうなずいた。自分のとこは、どうなんだ。私は薬剤の効能書まで含めたつもりで、言ったのだぞ。

多分星新一の作品はショートショートもエッセイも9割がたは読んでいますが、最初から最後まで飽きません。密度の高いエッセイです。長編も何冊か出していますが、個人的にはあまりお勧めしません。

この本はたまたまAmazonに在庫がないようです。亡くなって10年以上が経ち、少々入手困難になったのかと思いましたが、著者名で見るとわりと潤沢です。ショートショートでもエッセイでも、どれか適当に選んで読んでみれば星新一の面白さが分かると思います。

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