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[本]太陽系はここまでわかった  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]太陽系はここまでわかった

太陽系はここまでわかった

太陽系を、太陽も含めて内側から順に解説。平易で読みやすく、今のところ太陽系外を近傍から観測するのは遠い未来になりそうなわけで、現時点ではこの分野に焦点を絞った本として最適の一冊です。

ここ数十年の衛星による近傍探索によって、それ以前の数百年・数千年とはまったく違う宇宙の真実が分かってきています。比較的スパンは長いものの、「旬の本」と言ってよいでしょう。特に年齢が50代以上の人にとっては、子どものころに教わったり想像したりしていた太陽系と今の太陽系とではずいぶん違うはずです。

ラインナップは、太陽、水星、金星、地球 そして月、火星、小惑星、木星、土星、天王星と海王星、冥王星とカイパーベルト。数年前に冥王星は定義上「惑星」ではなくなりましたが、それに一章が割かれています。これは歴史的な流れを追って解説しているためです。

歴史に沿って詳細に解説されているとは言え、ガチガチの硬い解説ではありません。所々に著者の思いも込められており、それがページを繰らせます。例えば、ヴォイジャー1号が送ってきた土星の衛星タイタンの初の映像は、期待とは違い、また、かのカール・セーガンが「太陽系で最も重要」といった衛星だったにも関わらず、何の表面地形も見られないまったくののっぺらぼうの姿でした。

無人宇宙探査の歴史上、最悪の瞬間の一つだった。再び10億ドルを賭けたというのに、いったい何のためだったのか?わずか四年前、二機のヴァイキング宇宙船が火星に着陸し、微生物のような興奮させるものを何も見つけられなかったことを、人々は痛いほど覚えていた。

だた、そんな厳しい批判は適当でない。自ら行って見もしないのに、タイタンが期待外れだとどうして分かるだろうか? 楽天的な雰囲気に包まれた宇宙時代における最初のきらめきのなかでは、ちょっとしたつまずきに過ぎないのだ。ヴォイジャーは、そもそもこのような長期飛行が実現可能であることを見事証明し、その後のミッションを実現へと導いたのである。

巻頭の各惑星のカラー写真&イラストも豊富で、目で見ても楽しい本です。

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