スポンサーサイト  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[本]楡家の人びと  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]楡家の人びと

楡家の人びと (上巻) (新潮文庫) 楡家の人びと (下巻) (新潮文庫)

北杜夫の長編です。北杜夫がどんな小説を書く人なのかも、この小説のジャンルも知らずに買いましたが、これは面白かった。

大正から戦後に掛けて、病院を営む楡家の人々とそこで働く人々の生活を描いています。おおよそ当時の人の一生程度の時間経過があります。病院を経営しているくらいなので比較的裕福な環境ではあったでしょうが、当時はおそらく一般的だったであろう人々の生活でしょう。それに戦争や関東大震災がはさまれることで大きなアクセントが効いています。時代のせいもあり、淡々と人が死んでいくのも特徴かもしれません。「え?死んじゃったの?」という展開があります。

個性の強い登場人物が多く、キャラクターが濃すぎて感情移入はし辛いのですが、第三者の視点で読んで楽めます。「楽しめる」というのは違うかな。「面白い」小説です。

上下巻で950ページほどあります。その長さを感じさせません。いわゆる「映像として記憶に残る」タイプの小説ではなく、絵画的な印象を受けました。三島由紀夫が絶賛したのも納得です。三島由紀夫はあまり知らんのですが。

コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://srgia.blog46.fc2.com/tb.php/503-6368940f

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。