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[本]アイの物語  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]アイの物語

アイの物語 (角川文庫)

山本弘のSFオムニバス。オムニバスと言っても全体に大きなストーリーの流れがあり、それぞれが作中作の扱いになっています。物語は全部で七つ、どれも良く出来ています。

人口が減少し、マシンが強者となった未来が大きなストーリーの舞台です。医療物資や食料などを運ぶ列車を襲って生き延びる人類。しかしなぜマシンが医療物資や食料を輸送する必要があるのか。「語り部」の役割を持つ主人公「僕」の前に現れたアンドロイド「アイビス」は、ヒトを圧倒するスピードとパワーで主人公を連れ去り、病院のベットの傍らで物語を語り始める。それは本当の歴史なのか、それともただの作り話なのか。

裏テーマがあるため、それぞれの話に入りやすいと思います。大きな謎解きを経験している感覚で次々とページを繰りたくなります。推理小説を読んでいる人の話を読んでいる感じ。

すべての物語を語った後にアイビスが見せる未来は興味深いものです。読み始めと読み終わった後とで、マシンに対する印象がずいぶん違うはずです。

同著者特有のややクドい言い回しが見られますが、奇妙な固有名詞はそれほど重要ではありませんので、そいういう部分は流し読みで良いでしょう。重要なものはちゃんと繰り返し登場するので自然に覚えられます。

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