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[本]オブジェクト指向開発の落とし穴  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]オブジェクト指向開発の落とし穴

世はオブジェクト指向全盛期。オブジェクト指向を採用すればなんでも解決するかのようにもてはやされていますが、ちゃんと考えとかないとひどいことになっちゃうよ。と言うことで、陥りやすいポイントをまとめた本。

それぞれの落とし穴が見開き2ページで書かれているので読みやすいです。最初に短い解説があり、「前兆」「結果」「検知法」「回復法」「予防法」と続きます。

全部で80個近い「落とし穴」が書かれています。一部のタイトルだけ挙げてると、「オブジェクト技術がすべての問題を解決すると思う」「ツールを方針と混同する」「喜ばせる相手を間違える」「オブジェクト指向に関するベンダーの言葉を信じる」「メモリの消費に無頓着である」「テストを後回しにする」「コードの再利用にばかり目を奪われる」。ドキッとしませんか?

上のタイトル抜粋からも分かりますが、「オブジェクト指向開発の」と銘打っているものの、開発全般に言える内容も多く書かれています。オブジェクト指向に縁の薄い開発者でも参考になると思います。

かゆいところをかいてくれる、ありがたい本。この手の本は一旦理解することで無意識に自分の思考や行動に影響を与えてくれます。

[本]επιστημηのオブジェクト指向的日常 -C++,Java,STL・・・オブジェクト指向をめぐるお話あれこれ-  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]επιστημηのオブジェクト指向的日常 -C++,Java,STL・・・オブジェクト指向をめぐるお話あれこれ-

DDJ日本語版の同名連載からいくつかを抜き出して本にまとめたもの。DDJと言っても若い人は知らないと思いますが、ドクター・ドブス・ジャーナルと言いまして、ソフトウェア開発に関する最新の話題を扱った内容の濃い、技術的なハードルの高い雑誌でした。現在は休刊していますが、事実上の廃刊です。

付属のCDにはDDJに掲載された同著者の記事がすべて、PDFまたはJPEG(古い記事)で収録されています。これだけでも買って良かったと思えます。JPEGの記事は読みにくいですが、相当古い一部の記事だけですのであまり問題ないでしょう。

本の内容を見ると、オブジェクト指向というよりもデザインパターンの解説に近いです。単純でとっつきやすい例題を使って軽い口調で書かれており、非常に読みやすい。私はこの本でMVCパターンを知りました。

Microsoft Visual Studio 6を使用しているなど、技術的にはお世辞にも最先端とはいえませんが、開発環境や言語によらない内容を扱った芯のある本です。新人研修なんかに適してるんじゃないでしょうか。

[本]コンピュータは、むずかしくて使えない!  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]コンピュータは、むずかしくて使えない!

最初の数ページ読んだだけではまってしまいました。ソフトウェアのUIデザインに関する本です。完全に読み物のつもりで買った本でしたが、技術的にも影響を受けそうな興味深い内容です。著者のアラン・クーパーは「Visual Basicの父」と呼ばれている人、らしいです。

直感的なインターフェイスが常に良いのかというと、私としてはそうでもないと思っています。本書中で触れられている飛行機の中だけで使われるような特別なソフトウェアではそれが重要かもしれません。しかしながら複数のアプリケーションを跨いで共通のUIというも有用だと思います。例えばWindowsなら、「F1キーを押せばヘルプが表示される」「Ctrl+Cでコピー」などというのは一般的な操作であって、ユーザーはどのようなソフトウェアでも同じ動作を期待すると思います。これをソフトウェア毎に独自に作られてしまうと、複数のソフトウェアを使うユーザーは混乱してしまうでしょう。オープンソースソフトウェアがそれに近い状況ですよね。ただ逆に言うと、特別なソフトウェアならこの本のような考え方で良いのかもしれません。

ちなみに翻訳は山形浩生です。読みやすいですけど癖があるので好き嫌いが分かれるでしょうね。個人的には、この本には向いていると思います。

読んだのは数年前ですが、今読んでもおもしろいと思います。

[本]ソフトウェア・テストの技法  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]ソフトウェア・テストの技法

テストの概念や心構えから具体的な手法まで、また単体レベルのテストからシステムレベルのテストまで、200ページほどの薄い本ですが、とても良く練られた内容です。

テスト工程は複雑です。プロジェクトが大きくなると完全なテストなんて不可能なのは分かっていますが、この本を読むとテスト工程というのものがいかに難しくて面倒なものなのかが良く分かります。設計やプログラムにはパターンやアルゴリズムなどがあって比較的簡単に採用できますが、テストはそういうものがない一番原始的で未発達な工程じゃないでしょうか。

かなり古い本で翻訳の初版は1980年です。サンプルがCOBOLやPL/I、FORTRANなどになっていますし、紙カードとか出てきます。でも本筋は今でも全然通用すると思います。と思ったら、2006年8月に第二版が出ているようで、サンプルも時代に合った内容になっているようですね。amazonに初版が見当たらなかったので、リンク先は第二版になっています。

印象的な言葉「プログラマは自分自身のプログラムをテストしてはならない」「プログラムをしらべるのに、それが意図されたように動くかどうかをみただけでは、なかば成功したにすぎない。残りの半分は、意図されなかった動きをするかどうかをしらべることである」「成功したテスト・ケースとは、まだ発見されていないエラーを検出したものである」。これだけでも面白そうだと思いませんか? そして、「テストとは、ひじょうに創造的であり、知的に挑戦しがいのある仕事である」。

少なくとも私の周りでは、テストは下流の作業と見なされています。この本を読むと、そのような考え方が変わるかもしれません。

[本]デッドライン -ソフト開発を成功に導く101の法則-  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]デッドライン -ソフト開発を成功に導く101の法則-

やや古くなりましたが結構有名な本ですよね。

プロジェクト管理にまつわる要点や教訓が、数えてませんけど多分101個書かれています。小説仕立てになっていて読みやすいと思います。各章の終わりにその章での法則が箇条書きされているので、小説を読むのが面倒くさい場合はそれだけ見ても良いでしょう。

個人的には「残業は生産性を落とす」話がお気に入り。単に集中力が下がって仕事密度が下がるという意味ではなくて、例えば一ヶ月とかの生産量が下がるという話です。残業が多かった月より残業が少なかった月の方が生産量は多い。後は「プレッシャーをかけても思考は速くならない」など。

この本に載っている法則は、理屈ではなく経験則によった教訓が多いです。机上の空論ではないので参考にしやすいです。

[本]Delphiオブジェクト指向プログラミング  このエントリーを含むはてなブックマーク はてなブックマーク - [本]Delphiオブジェクト指向プログラミング

amazonのカスタマーレビューで全員が満点の5点を付けています。数年前に部数限定で一度復刊しましたが、もう新品は残っていないでしょうね。amazonでも新品は在庫切れで、ユーズドが定価の数倍の値段で出ています。

冠にDelphiと付いているものの、オブジェクト指向を説明するのにたまたまDelphiを使った本という感じです。最後の二章では誤字や文章の間違いがたくさんあるので要注意ですし、他にも明らかに間違っている部分が結構あります。でも、それを差し引いても十分役に立つ良い本だと思います。

と、どこでも評価は高いのですが、内容的にはかなり初心者向けです。Delphi自体もBorlandが売却して先細りは必至でしょうし、今からDelphiを学ぶ意味はほとんどありません。Javaで良い本があれば、今どきならそっちの方が良いでしょう。

ネットでは高くても古本屋なら安く見つけられるかもしれません。運良く見つけられたら、値段を見て買いましょう。

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